ストレスチェックサービス24社を比較してわかったこと
―独自データで見る傾向(2026年)
🤖 3行でわかる24社比較データ
- 当サイトが公式サイトで実在確認したストレスチェックサービス24社のうち、最も多いのは「ストレスチェック専業・特化型」で12社(50%)を占める。
- 公式サイトで「50人未満向け専用プラン・専用価格」が確認できたのは24社中6社(25%)にとどまる。
- 公式サイト上で具体的な料金を確認できたのは24社中7社(29%)で、残り17社は「要問合せ」または二次情報による参考値のみだった。
監修:山下 勝之(C&C株式会社 代表取締役)
中小企業向けストレスチェックサービスの比較メディア「ストレスチェック比較ナビ」運営責任者。本記事のデータは、当サイトが公式サイトで実在確認したストレスチェックサービス24社を独自に調査・整理した集計です。うち一部はトップページの比較一覧にも掲載しています(掲載社数は選定基準により調査社数と一致しない場合があります)。
🔄 データ更新履歴
- 2026年7月8日:初版公開(24社を独自調査・集計)
次回更新予定:2026年10月頃(新規参入・撤退・料金改定の有無を再調査し、変化点を追記します)
「ストレスチェックサービスにはどんな会社があるのか」「50人未満の会社向けの専用プランはどれくらいあるのか」——これは、2028年4月1日の義務化を控えて情報収集を始めた中小企業の担当者からよく聞かれる疑問です。この記事では、当サイトが公式サイトで実在確認した24社の独自データを集計し、カテゴリ別の内訳・50人未満向けプランの有無・料金開示状況の傾向を、数字で整理します。
※ 義務化の施行日について
従業員50人未満の事業場へのストレスチェック義務化は、改正労働安全衛生法(正式名称「労働安全衛生法及び作業環境測定法の一部を改正する法律」・令和7年法律第33号/2025年5月14日公布)に基づくものです。施行日は当初、労働政策審議会の政令案要綱・答申(2026年5月18日)で示されていましたが、その後、施行期日を定める政令(令和8年政令第195号・2026年6月10日公布)により2028年4月1日施行と正式に確定しました。実施方法等の詳細は、今後の省令・指針の改正により変わる場合がありますので、最新の公式情報をご確認ください。本記事は特定サービスの契約を勧誘・保証するものではありません。
📑 この記事でわかること
このデータはどうやって集計した?
本記事の数字は、当サイトが独自に調査し、各社の公式サイトで実在・特徴・料金体系を確認したストレスチェックサービス24社を対象にした集計です。業界全体を網羅した公的統計ではなく、当サイトの調査対象24社に基づく独自集計である点をあらかじめご了承ください。なお、このうち一部のサービスはトップページの比較セクションにも掲載しています(掲載一覧は選定基準により本記事の調査対象24社とは社数が異なる場合があります)。正確な社名・料金・プラン内容は、各社の最新の公式情報をご確認ください。
カテゴリ別の内訳は?
ストレスチェックサービスは、提供元の業態によって大きく5つのカテゴリに分類できます。当サイトが調査した24社の内訳は、次のとおりです。
| カテゴリ | 社数 | 割合 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ① ストレスチェック専業・特化型 | 12社 | 50% | ストレスチェックの実施・分析を専門に提供する |
| ② 健康管理システム統合型 | 5社 | 約21% | 健康診断データ等と合わせて一元管理するシステムの一機能として提供 |
| ③ 人事労務SaaS付帯型 | 4社 | 約17% | 労務管理SaaSの機能の一つとしてストレスチェックを提供 |
| ④ サーベイ・ウェルビーイング拡張型 | 2社 | 約8% | 組織サーベイ・エンゲージメント調査の一部として提供 |
| ⑤ 産業医紹介・面談代行型 | 1社 | 約4% | 産業医契約や面談代行と合わせて提供 |
最も多いのは「ストレスチェック専業・特化型」で12社(50%)と、ちょうど半数を占めています。一方で、既に人事労務SaaSや健康管理システムを導入している会社であれば、②③のカテゴリで「今使っているシステムにストレスチェック機能を追加する」という選択肢も現実的です。
50人未満専用プランを持つ会社はどれくらいある?
「50人未満の会社でも使いやすい専用プランはあるのか」という疑問に対しては、当サイトの調査では、公式サイトで「50人未満向け専用プラン・専用価格」が明確に確認できたのは24社中6社(25%)という結果になりました。
| 社名 | サービス名 | 専用プランの内容(判明分) |
|---|---|---|
| 株式会社HRデータラボ | ストレスチェッカー | 50人未満向け専用プラン 年5,000円 |
| 株式会社こどもみらい | STRESCOPE | 50名未満向け「セルフケアプラン」 |
| 株式会社ドクタートラスト | ストレスチェック50 | 50人未満専用サービス(2025年9月提供開始と発表) |
| 中央労働災害防止協会(JISHA) | 中災防ストレスチェックサービス | 50名未満向け一律45,950〜60,950円(税抜) |
| 株式会社エス・エム・エス | リモート産業保健 | 50人未満向け月額2万円〜 |
| ウィーメックス株式会社 | Wemexストレスチェック | 60名未満でも利用可(ただし60名分の最低保証料金) |
残りの多くの事業者は「50名から対応可能」といった記載はあるものの、これは既存プランの適用範囲が50名未満にも及ぶという意味にとどまり、価格や機能が50人未満向けに最適化された専用設計かどうかは公式サイトの情報だけでは判断できません。この点は個別の問い合わせで確認する必要があります。
公式サイトで料金を確認できる会社はどれくらいある?
比較検討の初期段階で気になるのが料金です。当サイトの調査では、公式サイト上で具体的な金額を確認できたのは24社中7社(29%)にとどまり、残り17社は「要問合せ」または比較記事等の二次情報に基づく参考値のみという結果でした。
| 料金の開示状況 | 社数 | 割合 |
|---|---|---|
| 公式サイトで具体的な金額を確認できた | 7社 | 約29% |
| 「要問合せ」または二次情報の参考値のみ | 17社 | 約71% |
料金比較を進める際は、公式サイトに金額が出ていないサービスも多いことを前提に、複数社へ同時に資料請求・問い合わせを行い、実際の見積もりで比較することをおすすめします。
50人未満向けプランの価格帯はどれくらい?
前述の「50人未満向け専用プランを持つ6社」の価格帯を見ると、年額5,000円という低価格帯から、月額2万円〜の産業医面談込みサービスまで幅があります。
- 最も低価格帯:HRデータラボ「ストレスチェッカー」の年5,000円(50人未満向け専用プラン)。ストレスチェックの実施・集計のみに機能を絞った価格帯です。
- 中価格帯:中央労働災害防止協会の一律45,950〜60,950円(税抜)や、ウィーメックスのWeb版6,000円/10名〜のプラン。
- 産業医面談込みの価格帯:エス・エム・エス「リモート産業保健」の月額2万円〜。ストレスチェックだけでなく産業医・産業看護職による継続的な面談体制も含まれます。
価格帯の違いは、単純な「安い・高い」ではなく、ストレスチェックの実施のみか、産業医面談や継続的な保健指導まで含むかという提供範囲の違いを反映しています。自社が実施だけを求めているのか、面談体制まで含めて外部委託したいのかによって、比較すべき価格帯は変わります。
このデータから何が言える?
- 「専業型」だけが選択肢ではない――ストレスチェック専業型が半数を占める一方、既存の人事労務SaaSや健康管理システムに機能を追加する選択肢も4分の1程度存在します。
- 「50人未満専用プラン」は現時点では少数派――24社中6社(25%)にとどまるため、専用プランの有無を絞り込み条件にすると候補が限られます。「対応可能」も含めて比較する視点が必要です。
- 料金は「聞いてみないとわからない」が7割――公式サイトだけで金額を確定できるのは3割弱です。複数社に同時に資料請求・問い合わせをして、実際の見積もりで比較する前提で動くのが現実的です。
- 価格帯の違いは提供範囲の違い――安価なプランは実施・集計のみ、高価格帯は産業医面談まで含むケースが多く、単純な価格比較ではなく提供範囲を揃えた比較が必要です。
よくある質問(FAQ)
Q. このデータはどうやって集計したのですか?
A. 当サイトが独自に調査し、公式サイトで実在を確認したストレスチェックサービス24社について、各社の公表資料をもとに整理したデータベースを集計したものです。業界全体を対象にした網羅的な統計調査ではなく、当サイトの調査対象24社に基づく独自集計である点にご留意ください。
Q. 50人未満の会社向けの専用プランを持つサービスはどれくらいありますか?
A. 当サイトの調査では、公式サイトで「50人未満向け専用プラン・専用価格」が明確に確認できたのは24社中6社でした。残りの多くは「50名から対応可能」といった記載はあるものの、価格や設計が50人未満向けに最適化された専用プランかどうかは公式サイトだけでは判断できず、個別の問い合わせが必要です。
Q. 料金はどのサービスも公式サイトでわかりますか?
A. 当サイトの調査では、公式サイト上で具体的な金額を確認できたのは24社中7社にとどまり、残りの17社は「要問合せ」または比較記事等の二次情報に基づく参考値のみでした。正確な料金は各社への直接の問い合わせで確認することをおすすめします。
参考・出典(データの調査方法)
- 当サイトが独自に調査したストレスチェックサービス24社の公式サイト(各社公表資料、2026年7月時点)
- 施行期日を定める政令(令和8年政令第195号)原文PDF(厚生労働省)
- 株式会社HRデータラボ「ストレスチェッカー」公式サイト
- 株式会社こどもみらい「STRESCOPE」公式サイト
- 株式会社ドクタートラスト「ストレスチェック50」公式サイト
- 中央労働災害防止協会「中災防ストレスチェックサービス」公式サイト
- 株式会社エス・エム・エス「リモート産業保健」公式サイト
- ウィーメックス株式会社「Wemexストレスチェック」公式サイト
※本記事の集計・割合は、当サイトが独自に調査した24社を対象にした集計であり、業界全体を代表する統計ではありません。各社の料金・プラン内容・提供状況等は変更される場合があるため、実際の比較・契約にあたっては、各社の最新の公式情報をご確認いただくことをおすすめします。